FF14公式から、漆黒のヴィランズのベンチマークが公開されたので、早速ゲーミングノートパソコンでテストしてみたいと思います。
FF14の公式ベンチマークとは?
世界中でプレイされているFINAL FANTASYシリーズですが、今回のはナンバーでいう14作目にあたる「FINAL FANTASY XIV」です。長いのでここではFF14と略します。
MMORPGなので、民族系クエストやバトル系ギミックなど、様々なところが作り込まれています。
FF14には、パッチという仕組みがあります。大雑把に言えばバージョンのことです。
そのパッチの大型なものを、拡張パッケージといいます。DLC(追加コンテンツ)のようなイメージです。
1つの拡張パッケージをクリアするのに、ゲーム1つ分をクリアするくらいの時間がかかります。
なので、1パッケージ分更新することで、長編的に楽しめるゲームになっているというわけです。
そんなFF14ですが、今回「漆黒のヴィランズ」という新たな拡張パッケージが出るということが明かされました。
↑今回のベンチマークはここ
2023年3月時点(現在)での最新版
名前からしてすごそうですね……。ヴィランズには悪役とかの意味があります。主人公が反逆者 ?
そして今回、その漆黒編のベンチマークが公開されたというわけです。
ということで、数年前に購入したゲーミングノートパソコンでも動くのか、検証していきます。
ノートパソコンの構成
購入時期: 3年以上前に購入(記事作成は2019年)
OS: Microsoft Windows 10 Home
CPU: Intel Core i7-6700HQ @2.60GHz (4コア8スレッド)
RAM: DDR3 8GB
SSD: WDS500G2B0B
※このベンチマークはSSD上で動かしているので、HDDは関係ありません。
GPU 1: Intel HD Graphics 530(VRAM 128 MB)(PhysXに設定)
GPU 2: NVIDIA GeForce GTX 950M(VRAM 4GB)(FF14の主力)
※FF14の必要環境を満たしてはいますが、推奨環境は満たしていません。
結果1/ノートパソコンでもFF14は動くのか!?
詳細設定
画面サイズ/1280×720 (抑え気味に設定)
スクリーンモード設定/ウィンドウモード
DirectX バージョン/11
グラフィック設定のプリセット/高品質(ノートPC)
結果は……!
↓
テスト結果|まさかの「とても快適」
少し前のゲーミングノートパソコンでも、割と快適に動いた!
とても快適にプレイできるそうです(5000~6999が快適なライン)。
スコアが6893も出ているので、十分ノートパソコンでもプレイできますね。
WD製のSSDを使っていますが、5つのシーンがある中で、ローディングタイムが平均して5.6秒でした。最新のものに比べると少し劣りますが、それでも十分速いです。
FHD(1920×1080)のフルスクリーンでの結果も気になるなぁ。
そうですね……。これだけだと流石に寂しいので、もう一つ、テストしてみたいと思います。
結果2/ノートでもFHD&フルスクリーンで動かしたい……!
詳細設定
画面サイズ/1920×1080
スクリーンモード設定/フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット/高品質(ノートPC)
に変更しました。
結果は……!
↓
テストの結果!! ぎりぎり快適
なんとぎりぎり動いたー!!
スコアが4000弱なので、快適となっています(3500~4999の間が快適)。最低FPSが10だったので、本当に重いときは重いということになります。
いつもこの設定でFF14をプレイしていますが、たしかに、プレイヤーだらけの街はちょっと重いです。
この場合は、設定をいじって軽くしてやる必要がありそうです……。
動画で見たい! という方に
一応、録画のため多少重くなってしまい少し結果が違いますが、動画の方も用意しています。
まとめ/昔のゲーミングノートパソコンでもギリギリ動かせるじゃん
以前、HDDとSSDで比べた時に、同じノートパソコンで試したことがあります。紅蓮版のベンチマークなので、こちらも参考程度に!
むむ……。紅蓮→漆黒になって、スコアがかなり下がっていますね……。まだプレイできるので様子見です。
ちなみに「漆黒のヴィランズ」を買ってない方向けに一応載せておきます。
※FF14拡張パッケージであり、本製品単体ではご利用いただけません。
基本パッケージ「新生エオルゼア」編が必要です。