例えば、映像クリエイターやデジタルデザイナー、絵師としての活動をするとき。
ココナラやSkebといったサービスを使えば、自動的に決済を取りまとめてくれますよね。
でも、GmailやDiscordを使って個人間でやり取りをしている場合、依頼料の送金ってどうするんでしょうか。
色々調べてみたら、どうやらこうした営利利用がおkなところとNGなところがあるみたいです。
法的アドバイスではないので、過信せず、分からない部分は専門家に聞くことをオススメします。
【OK】ビジネスアカウントのPayPal/PayPal.Me
クレジットカードや銀行口座をアカウントに登録しておいて、アカウントから安全に支払いができるPayPal。
個人用アカウントであれば、家族や友達間での送金はおk。ただし、個人用アカウントでの営利利用はできない模様。
もし営利利用したいのであれば、PayPalのビジネスアカウントを作る必要があります。
また、その個人用ページを作っておけば、専用のページから送金に使えるみたいです。
【OK】pring(個人間送金)
個人間での送金が、手数料無料でできるpring。

こちらもおkなサービスです。
サポートチームへメールでお問い合わせしたところ、
- 自身の商品・サービスの宣伝や勧誘のために当社の許可無く、pringのアカウント登録やpringでの取引を促すような行為・キャンペーンの実施等はNG
だけど
- 自身の扱う商品・サービスの代金のための送金はおk
であるそう。
依頼料の受取は
- 日本国内
- 日常生活上の送金及び決済、事業活動上の送金及び決済を行う目的
であれば大丈夫なので、こうした依頼料の送金や受け取りは大丈夫なようです。
【OK】銀行口座振込(ことら含む)
銀行口座での振込はおkな模様。
最近は、相手にメールアドレスや電話番号を知らせるだけで送金できる「ことら送金」というものもあるので、こちらを試してみるのもいいかもしれません。
ほかサービスを使ってみるのもあり
冒頭に話した通り、ココナラでの決済やSkebでのやり取りを通じて依頼料の受け渡しをするのが、おそらく一番手っ取り早い方法です。
ただし、手数料が一定程度取られてしまうパターンが多いので、確認は必要そう。
【NG】PayPay残高を使う
えっと思われるかもしれませんが、これもNGなようです。
利用規約にはこう書いてあります。
(7) 当社のサービス(PayPay残高またはPayPay残高アカウントの利用を含みますが、これに限りません)を、営利の目的その他、サービスの提供の趣旨に照らして本来の目的とは異なる目的で利用する行為
第7条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項 – PayPay残高利用規約 より
つまり、個人間での送金は非営利(家族間や友人間でのちょっとしたやりとり)に限り、営利利用はNGであるようです。
ちなみに、実際に問い合わせした方がいました。

やはりダメそう。
【NG】Amazonギフトカードを使う
やっちゃいけないことの一つに、Amazonのギフト券を教えるというものがあります。
意外と身近なんですが、これダメなんですね。
公式ページの「ギフトカード注意」の禁止事項には、こんなことが書かれていました。
Amazon.co.jp のサイト以外で提供されている商品やサービスに対する支払としてギフトカードを提供したり受領すること。
Amazon.co.jp: ギフトカード注意 より
一応Amazon側にチャットで問い合わせしましたが、NGだと言われました。
身近ではあるものの、つい思いつきがちなので、気をつけておきましょう……。