※改修中なので、一部表示が崩れるかも。

MMOにも十分な性能を発揮。激安SSD 500GBを購入、ベンチマークしてみた(Western Digital製WDS500G2B0B)

7000円で購入したWesternDigitalのSSD

ゲーミングノートパソコン用に、一つSSDが欲しかったので、信頼のWestern Digitalから購入。

ちょうどSSDスロットに空きがあったので増設してみました。

実際に使ってみて、その実態を徹底レビューしていきます。

目次

今回初めてSSDを購入 Western Digital製がさらに安く!

いや、今までなぜ買ってこなかったかは値段が高かったからです。ざっと数万単位するものに手を出すなんて……。とてもじゃないけど買えなかった。

今回、kakaku.comで調べた結果、最安値の7,420円で購入することができたので、早速レビューしていきます。

パッケージ画像

僕が使っているノートパソコンはBTO(中身を変更して購入できる)パソコンで、その関係でおそらく使っていないSSDのスロットがあったので、そこに”増設”しました。

Amazonでは7000円を切っていました!(恐るべしAmazon……) ※現在では7000円を上下しています。購入なら今がチャンスなのかもしれません。

SSDの性能をテストしてみる

SSDを比べる際に、ベンチマーク(性能テスト)をすると、数値で分かりやすく比較することができます。これから買う人も、参考にしたい人も、見ておいて損はないと思います。

CrystalDiskMarkのバージョン6で計測しています。

実際の値 HDD編

Crystal Disk Mark 6を使って検証してみます。定番のソフトです。

今回、比較として今まで使っていたHDDと一緒に比べます。

HDDはノートパソコンを買ったときに付いていたしていたこちらを使用↓

HDD WD10JPVXのベンチマークテストの結果 SeqQ32T1読み書きともに120MB/s台で、4KiBQ32T1の読み書きともにが1MB/s台となっている

まず、HDDの速度はこんな感じです。このノートパソコンを購入したのが2015年12月なので、ちょうど3年が経っています。

結構ハードな使い方をしているにもかかわらず、故障せずに使えているのが不思議ですね……。

実際の値 今回購入のSSD編

次に、SSDです。新品直後には測れなかったので、1TBほど書き込まれていますが、しっかりTrimしたあとなのでさほど変わりません。

SSD WDS500G2B0Bのベンチマークテストの結果 SeqQ32T1読みが554MB/s、書きが486MB/sで、4KiBQ32T1読みが313MB/s台、書きが128MB/sとなっている

うーん、わかりづらいので一番上だけグラフ化!

HDDに比べて、大容量なファイルなどの連続した読み書きが5倍ほど速く(グラフを参照)、4KiBほどの小さなたくさんのファイルにいたっては一部300倍以上も速くなっています。

このようにHDDは、小さなファイルを苦手としていますが、逆にSSDは得意です。OSやソフトウェアは、この小さなファイルがたくさん集まってできているので、起動や読み込みが速くなるといった仕組みですね。

ちなみに、このベンチマークの1段目はシーケンシャル(連続した読み書き)、2段~4段の項目はランダムな位置に読み書きするようなのですが、SSDは構造上、もともとランダムな位置に書き込むので、HDDほど速度が落ちません。

HDDは、ランダムに読み書きしようとすると、CDのようなディスクの上のヘッドを動かして読み込むので、余計時間がかかるというわけです。

次に、実際のOSの起動速度を調べてみます。

HDDと比較: SSD×FF14でのベンチマークは?

まずはスクリーンショットから

ローディングタイム: 56.709sec / スコア: 7021
HDDで計測したベンチマーク結果
ローディングタイム: 30.243sec / スコア: 7001
SSDで計測したベンチマーク結果

ロード速度に差があり!

顕著に差が出たのは、ローディングタイムです。HDDの時間よりも、SSDの時間のほうが平均して約半分も速くロードできています。

グラフ化すると、その速さは一目で分かりますね。

ローディングタイムをまとめたグラフ
FF14(紅蓮)ベンチマーク ローディングタイムのグラフ

HDDとSSDでベンチマークスコアに差は無し

HDDとSSDで、一見、SSDのほうがベンチマークのスコアが高そうなイメージがありますが、そんなに差はないです。むしろ、SSDのほうが1%ほど低い結果になりました……。

誤差のようにも見えますが、逆に言えば……

さきほどのようにSSDのほうが若干ベンチマークスコアの低かった理由は、「この速さ」を逆手にとると、見えてくる気がします。

HDDはロード速度が長い分、CPU(処理にかかわる部分)やGPU(グラフィックに必要な部分)への冷却時間ができるのでしょう。微々たるものですが。

逆に、ロードに時間がかからないSSDは、その分休まずに進めることになり、熱が下がらないままベンチマークを進めてスコアが下がる……といった具合だと推測できます。あくまでも推測ですが。

とは言っても1%しか変わらなかったので、支障は全くありません。高速なSSDの恩恵の前では無視できるほどです。

SSDでのOS起動速度

どちらもウイルス対策ソフトなどをあらかじめ入れた状態で、検証しています。

HDDの速さ

「電源を押し、ロゴ→画面が表示されるまで」の速さは、HDDは約40秒でした。

そこからサインインするのに20秒、タスクマネージャーを押してから起動するのに15秒、合計で1分15秒もかかっています。そのあとも、数分間はもっさりしているので、まともに動かすことができません。

ノートパソコンだという点もあり、シャットダウンは頻繁にするので、起動がこれでは正直ストレスがたまります。

OSが落ち着くと、ソフトは数秒程度で起動できるようになりますが……それまでが長いです。

SSDの速さ

SSDは、電源→ロゴ→画面までが10秒、サインインするのに5秒以内、タスクマネージャーが立ち上がるのに2秒以内です。

操作時間(1秒くらい)を含めても最短で18秒でソフトを起動できます。起動後のもっさりもほとんどなく、次々とソフトを立ち上げることができます。

あのストレスからようやく解放され、再起動がむしろ楽しいくらいです。少なくともストレスは感じなくなりました。

※OSが落ち着くと、約0.5秒程度でタスクマネージャーを起動できました(忘れられなくなる速さ……)

初めての増設に対する、率直な感想とまとめ

まだHDDを使っている人は、SSDを導入することを強くお勧めします。

今回初めてのSSDでしたが、とにかくOSが速くなった……というよりも、爆速になりました(笑)。

最近のSSDは安くなってきていて、中には3000円台で買えるものもあります。この機会に、あなたも導入してみては?

購入するときは、自宅のパソコンにスロットの空きがあるか、そのソケット(型)に対応しているかをくまなく確認してから購入することを強くお勧めします。

今回購入したSSDを見に行く↓

7000円で購入したWesternDigitalのSSD

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