皆さんは動画編集ソフトを使ったことがありますか?
今回は、僕が使っているAviUtlというソフトについて、デメリットも踏まえて紹介していきます。
AviUtlとは、動画編集のための素晴らしいフリーソフト
まず、AviUtlという言葉を初めて聞いた方に、ちょっとした説明をしようと思います。
AviUtlというのは「KENくん」という人が作った、とっても素晴らしい動画編集ソフトです。
※名前の「KEN」は全角です。
公式のWebページには、いままでに合計で2000万人以上がアクセスしています。
動画編集ソフトながら色々なことができてしまうので、筆者はたまに画像編集するときに使用しています。
AviUtlの詳しい使い方は?
ぽんっ。(丸投げ)

ほとんどのことはここに載っています。
大抵のことはここを見ればよいです。とてもわかりやすく解説されていて、もはや説明書のようなサイトです。
AviUtlのメリット
慣れてしまえばいろいろなことができる
本当にいろいろなことができます。
文字を赤くする、スライドさせる、フェードさせる(薄→濃で登場)
プラグインを追加すれば、雨や火花・光線などのエフェクトの演出も可能です。ガラスみたいに割れたり、ぴょんぴょん飛ばせたり、音とリンクさせて上下左右に動かすこともできます。
文字まわりの装飾でいうと、こんな感じのことまでできてしまいます。なお、プラグインを使うとそこまで難しくありません。数ステップでできるものばかりです。
#AviUtl なら多彩な編集ができるぞ!
— Tsut-ps@PCブロガー (@Tsut_ps) May 30, 2019
難点は、扱いづらいってところだけど。
とりあえず簡易的なフェードだけ載せておきます。
(※気になったら返信へ(極力わかりやすく解説します))#フェード #動画編集 pic.twitter.com/gByd1VfhBN
PowerDirectorでは、規定に沿ったアニメーションですが、AviUtlでは、作れる人がいればほぼ拡張(改造)し放題なので、いろいろなアニメーションを作ることができるのです。あとは、想像力を働かせるだけ。
カスタマイズ自由
もともと対応していないようなことや複雑なアニメーションなどをプラグインを使って対応させることができます。プラグインは探すといっぱい出てくるので、探すのも楽しいですね。
ほかの編集ソフトと違って、なんでも拡張し放題なので、自由度はものすごく高いです。
エンコード自由
エンコードとは、編集した内容を1つの動画として保存することです。
YouTubeではMP4という形式が正式に対応しています。
もしMP4で保存したいならば、x.264というプラグインを追加してやることでAviUtl自体対応させることができます。
基本的なもの(MP4、AVI)からマニアックなもの(WebMなど)まで、プラグインを追加すればほとんどの形式にエンコードすることができるのです。
バックアップなどの基本機能も完備
一番うれしいのはバックアップ機能です。
AviUtlを使っていて、フリーズしたり誤操作によりもとに戻したくなったりすることがよくあります。そんなときは、バックアップ機能が役立つのです。
設定からバックアップの分数が決められ、だいたい5〜10分にバックアップファイルを作成する設定がおすすめです。
AviUtlのデメリット
慣れるのが大変
大変ですが、これはどの動画ソフトにも言えることです。
それほど難しいものを作るのでなければ、そこまで慣れるのにてこずることはありません。
かなり難しいものを作るのであれば、それに応じて難易度は上昇します。
例えば文字の下にすーっと加速度的な線を引いてくる(※1)、3Dっぽい何かを作ってみる(※2)、人が通っていく際に足音と合わせてエフェクトを大量につける(笑)などです。
※1 イメージとしてはこんな感じです↓
TVで面白いアニメーションあったから、#AviUtl で再現してみた。
— Tsut-ps@PCブロガー (@Tsut_ps) June 1, 2019
名付けて「直感移動」!
下に「すいっ」と線が動いて、その線の上に文字が「ぬっ」て出てくる感じ。#FontAwesome(アイコン)もいい味が出てる。
こういうのって「#モーショングラフィックス」っていうの?#動画編集 #アニメーション pic.twitter.com/Q0XfZndong
※2 イメージとしてはこんな感じです↓
#平成最後 #平成最後に自分の代表作を貼る 代表作ではないような(笑) #平成最後に私の作品もっと沢山の人に広がれ祭り #AviUtl #編集の暴挙 #ゆっくり
— Tsut-ps@PCブロガー (@Tsut_ps) April 30, 2019
暇人が #AviUtl の #拡張描写(#疑似3D)を使って、限界に挑んだただのニュースの #パロディー です。
本編はこちらから→https://t.co/5n3hI0TneS pic.twitter.com/39bpsqqQRc
ソフト自体は軽いが、編集によってはすごく重くなる
AviUtlでエフェクトをかけまくったり、疑似3D編集(2D画像などを用いて3Dっぽくしていくなど)を行ったりすると、途端に重くなります。
これは、AviUtlがGPUに対応していないのが主な原因です。GPUというのは、エフェクトなどの計算や3Dを処理するのが得意な、いわゆる想像力豊かなPCのパーツです。よくゲームをする方は、一度くらい聞いたことがあるのではないでしょうか。
これに対応していないので、どうしてもCPU(GPUとは違い、淡々と繰り返すような仕事が得意で、どのパソコンにも備わっているパーツ)に依存してしまい、結果として重くなってしまいます。
AviUtlの一番の難点。これもプラグインでどうにかできないものでしょうか(笑)。
まとめ:まずは使ってみるべし
慣れれば扱うのはさほど難しくないです。
素晴らしいフリーソフトなので、一度使ってみることをおすすめします!
↓まずはここから

以上、動画編集ソフト「AviUtl」のお話でした!
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