※改修中なので、一部表示が崩れるかも。

ちょっと待って! ドコモ版Xperia XZ PremiumにUQモバイルのSIMを入れるなら気をつけたほうがいいかも……

Xperia XZ Premium発売から2年が過ぎました。恐らくこの端末を購入した人は、スマホの更新月が近づいているのではないでしょうか。

僕はいち早くXperia XZ Premiumを購入したので、7月あたりに更新月になりました。

そして、今はUQモバイルのSIMを使っています。

今回は、UQモバイルにした実際の体験をもとに、注意点を述べていきます。

ポイントは4G電波の「対応バンド」です。

目次

UQモバイル(SIM)を選んだ理由

主な理由は、速度と料金の安さ。

他の格安系よりも、とにかく速度が早い!

他のMVNOに比べて、UQモバイルの特徴はまず「速度が速いこと」

他社はau、ドコモ、ソフトバンクから分け合って通信回線を借りています。

それに対してUQモバイルはauの子会社。

優先的に回線をもらっているサブブランドの立ち位置なので速いのです。

ちなみに、Y!モバイルもソフトバンクのサブブランドで、同じようなものです(恐らく速い)。

格安系の中で、満足度1位(2019年)になるのも当然ですね。

大手より比較的安い

以前と比較して、かなり安いです。

もちろん、サブブランドの立ち位置にいるので、多少値段は高くなります。

ですが、今までの大手と比べたら通信費が半額以上になったので、十分に満足しています。

UQモバイルにしてよかった点

まず、よかった点から述べていきます。

「テザリング」が普通に使える

驚いたことに、UQモバイルはデザリングが無料で使えます

以下は、スマホから「Wi-FiかつWindows10環境 夜11時ごろ」でテザリングしたときの計測結果です。

テザリングでもまあまあ速度が出ています。

安いのにデータ容量が「豊富」

今回、筆者は9GB(※増量オプション適用)のプランにしました。

前のドコモが2GB+ボーナス1GBだったので、速度制限に毎月かかっていました。

これが、UQにしてからは解消されました。

むしろ、かなり使い込んでも6GBまでしか使わなかったので、来年の増量オプションはカットしても良さそうです。

切替可能な「低速モード」で通信

低速モードが搭載されていて、これはちょっとした場面で使える機能です。

「YouTubeで音楽だけを聴きたい」「Amazon MusicやApple Musicを聴きたい」「ボカコレアプリで音楽を聞きたい」……etc. といったときに役立ちます。

ただし、筆者の場合はデータ容量が余る結果となったので、まだまだ高速モードで済みそうなところ。

データの繰り越しが可能

なんと、“データくりこし”に対応しています。これは、月末に余ってしまったデータをその次の月も使えるというもの。

UQモバイルでは、繰り越しというよりは毎月の通信量に「使用期限」が付いていて、その使用期限が2ヶ月なので繰り越しが適応されるという仕組みになっています。

1月のデータの有効期限を1月中に使わなければいけないのではなく、2月まで使えるということ。

また、増量オプションは3ヶ月の使用期限がついていて、余すことなく臨機応変に使えるようになっているのもポイントです。

UQモバイルにして後悔した点、注意すべきこと

<auの電波を使う→バンドが対応していないものがある>

Xperia XZ Premiumは、「ドコモ」で独占的に販売していた機種です。

なので、当然通信バンド(受信アンテナ)はドコモで使っているアンテナに対応しています。

UQモバイルのバンドといくつか被っていますが、UQ側で一部対応していないバンドが使われているため、つながりにくいと行った状態が起こります。

詳しく説明するとこの通り。※バンド3も対応したらしい(公式HPより

131118/2619212842
Xperia XZP
UQモバイル〇※

Xperia XZ Premiumで対応しているバンドは「1、3、19、21、28、42」です。

UQモバイルで対応しているバンドは「1、3、11、18/26、28、42」です。

2023年3月現在追記/バンド「3」も対応したようです。一層繋がりやすくなったのかもしれませんね。

その中でも特に、UQモバイルを安定して使いたいなら太字の「1、18/26」の主要2つを確保している必要があります。

特にバンド1(2.0GHz帯)とバンド18/26(800MHz帯)に端末が対応していない場合、場所によっては電波をつかみにくくなることがあります

動作確認端末一覧│格安スマホ/格安SIMはUQ mobile(モバイル)

「1」はおkですが、ドコモ版Xperiaだと「18/26」が対応していないようです。

この18/26とは、速度は遅いながらも、auのカバー率を支えるプラチナバンドのことです。

このバンドは広範囲に電波が届く特徴があり、これによってau回線のつながりやすさを支えています。

すなわち、このバンドに対応していないXperia XZ Premiumでの通信は、つながりにくくなる可能性があるということになります。

実際、筆者が使ってみたところ、地方でも都心でも問題なくつながりました。

しかし、電車での移動中やある特定の場所に行くと、つながりにくい状況が発生しました(泣)。

バンド「1」などの他のバンドでカバーしきれないところが、露呈した形となったのです。

今のところUQにしたデメリットはこれだけ。

都市中心部だと恐らくあまり問題ないと思いますが、郊外に出たり山に登ったりするとつながりにくくなる……という点は覚悟したほうが良さそうです。

人によってデメリットの大小がわかれるところなので、吟味してから選択しましょう。

まとめ/バンドはちょっと気にしておいたほうがいいかも

他社SIMを選ぶときには注意しましょう。

注意書きをよく読んで、承諾できる場合に契約するのが吉です。

特に「バンド」! ← 重要なので、頭の片隅においておくと吉です。

いざというときにスマホが使えないのはショックですからね。

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