Tsut-ps自身、Minecraftというゲームを通じて、半年に一回くらいの頻度で音ブロックを作っています。
なお、最近は忙しすぎて作れていません(焦り)。
本記事では、どんな音ブロックを作ったのか紹介するとともに、ちょっとしたコメント(どのようにして作ったのか)を用意してみました。
どんな音ブロックを作ったのか
Splatoonの「シオカラ節」
初の音ブロックです。実はパソコン版ではなくPS4版で作成、録画しました。
これ、実は空中飛行の状態だと、レッドストーンの進み具合に追いつかないんです……。
そこで、速度調節のためにポーションを使うことにしました。
多少見えづらいと思った方は申し訳ないですが、見事ピッタリ追いついているんです。
若干のズレ(遅延)はあるものの、気づく人はほぼいないレベルでした。
今回、耳コピなどにAndroidのAudipoというアプリを使っています。
こちらのアプリ、ABリピートや速度調節、音程調節がかんたんにできたので、耳コピしやすくなりました。
最近になっては、ミュージックテンポチェンジャーなどが、なめらかに速度調節できるので、こちらもおすすめです。
と言いつつ、パソコン版やアプリ版で耳コピするときに、万能性を秘めたものがあります。それが、ハヤえもんです。
僕の中で、ギターやベースに特化したエフェクト調節ができるのは驚きしかありませんでした。なので、一番おすすめです。
こちらの開発者である「りょーた」さんは、ハヤえもん専門で、とても親身になって開発してくれています。
使用者のニーズに合わせて、素早くソフト・アプリを調節してくれるのでめちゃくちゃ良いです。
星のカービィの「グルメレース」
記念すべき第2の音ブロックは、たまたま聞いていたグルメレースになりました。
この歌、一度聞くと頭から離れなくなるのです……。
カービィが嬉しそうに飛び回っているような……(笑)。
ここからは、ハヤえもんも使いつつ、他の耳コピを支援するソフトを使って作りました。
作業効率がどっと上がったので、クオリティも上げるような形に。
すなわち作業量があがってしまうことで、作るのが大変になってしまいました。
こちらからは、コマンドブロックを使ってみたくて、パソコン版で作成、録画することになりました。
案外楽しかったので、その分、最初のエフェクト・文字とか爆発とか、なんかいろいろ詰め込んでみました。
楽しけりゃいろいろ詰め込んだっていいんです!(熱い)
Splatoonの「マリタイム・メモリー」
初代Splatoonのエンディングに流れるあの曲です。
ようやくタコたちとの戦いが終わったのか……と。
イカたちのどっと疲れるような奮闘。
そのあとのこの曲は、どこか心和むようなイメージがあります。
残念なことに、半年〜1年以上かかってしまい、制作者側が途中で諦めてしまったのです。
旬も過ぎているはずなのに、コメントに「続きが聞きたい!」という声が多く、正直びっくりしました。
全部作れなくて、本当にごめんなさい……。
今回初の影Modです。あまりにもきれいなので、ノートパソコンに無理をさせつつ何回も取り直して撮影しました。
(何度もカクカクするので、10回以上撮影し直した記憶があります)
影Mod一つ入れるだけでかなり大変ですが、それでも60FPSを下回らないように努力しました。
BUMP OF CHICKENの「リボン」
GalaxyのCMソング、リボンを作りました。僕はXperia派ですが(笑)。
アップテンポなこの曲は、案外作るのが難しく、なかなかこの曲に合わせる音を見つけるのが大変でした。
3列で作っていたのですが、急遽必要になったので、左に1列追加したというのはバレバレですかね(笑)。
XperiaのCMソングも作ろうかと思ったのですが、CMのバリエーションが豊富すぎるのと作る時間があまりにもなかったのとで作りませんでした。CM曲も変わってしまったことで、なおさらです。
というか、影Mod、ノートパソコンなのによく持っているな……と驚いてます。ゲーミングだからですかね。
パソコンを冷やすための排熱機構が大変ですが。(冷却ファンが轟音を発してました。)
音ブロックで耳コピしていると、だんだんとその曲に飽きてしまうという、なんとも言えない副作用があります(笑)。
逆に、ベースの音や今まで目立たなかった高い音に感動することもしばしば。
誰かがその曲を歌っていると、横でよくベースを歌ってしまうという謎な状況が……。
FF14蒼天の「DragonSong」
『ファイナルファンタジー XIV: 蒼天のイシュガルド』から、そのメインテーマである歌を音ブロックにしました。FFの14つ目、2作目のMMORPGです。
イシュガルドというところは北にある雪の国で、長らく鎖国状態でした。
寒さでいうと、イメージとしては北海道……というよりシベリアですかね。
極寒の地なので、影Modはもちろん、すべて雪ブロックにしてみました。
ある影Modだと見えづらくなってしまうので、どれにしようか悩みつつ、調節した記憶があります。
NEWS ZEROの「オープニングテーマ」
なぜか作りたかったのです。ネタではありません。いたって真面目です多分。
これを作っている途中で、NEWS ZERO自体の名前が「news zero」という小文字に、オープニングも変わってしまいました。
なので、表現としては誤解を防ぐために「旧オープニングテーマ」です(笑)。
聴けば「あっあれか!」とわかると思います。
短いと思っていましたが、案外長くてびっくりです……。
ギターにギターを合わせるのか悩みましたが、実際のところ、メインの旋律だったので音ブロックの「ハープ」を使いました。
ハープは土ブロックの上に置くと出てくるやつです。
この動画で影Modを使っていない理由は、やはり重かったのだと思います。
実は、マリタイムメモリーも同じですが、この音ブロックを一回流すと、再度再生するのに調整しなければなりません。
原因は粘着ピストンです。Minecraftの特性上、ある特定の場所や状態からレッドストーン信号を送ると、そのままの状態が続いてしまう”仕様”があります。
ここでは、ピストンに押し出されたレッドストーンブロックがそのままになっていることが確認できるはずです。
昔、バグとしてある人物が見つけて、「これはこれで面白いのでこのままにしてほしい」という要望のおかげで、そのままになったのです。なので、”仕様”です。
案外、回路を組むときに便利な仕組みですが、今回は裏目に出ています。
取り直しになるたびに、とても苦労しました……(笑)。
でも、その分完成したときの感動はかえがたいものです。
原動力はなんなのか
人生で初めて音ブロックを見たときには、単にすごいって思いました。
もともと楽器演奏をしたかった僕は、楽器の知識など、小さな頃にやったピアノくらい。今となっては、そのピアノもほとんど忘れてしまいました。
……続けていれば。と多少なりとも後悔しています。
音ブロックを作るきっかけになったのは、いろんな方が音ブロックを演奏しているのを見たところから始まります。
「自分でもできるかもしれない。」と思って、ちょうど作業風景を録画していたもももさんの作業を完全にまねてみたのです。
そうして、数時間かけて作ってみたその音ブロックを流したときは、本当に、もももさんと同じように流れました。
正直すごくびっくりして、なんだかうれしくて。
どこでも同じように演奏できるのか。みんな環境は同じなんだ……。
楽器は必要ありません。ゲームの中でお金もかからずに演奏できるなら、挑戦してみようと思いました。
原点はもももさんです。忘れていた「音楽の楽しさ」を思い出させてくれたもももさんには、感謝しかないです。
音ブロックシリーズを全部一挙に見たい方へ!!
プレイリストを用意しました。
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音ブロックは世界共通で、同じ環境で作ることができます。
作ってみたい方は、Java(PC)版やPS4/PS5、Nintendo Switchなどで作ってみることをおすすめします(録画もかんたんにできるという利点があるので)。